雪中訓練 沖庭山

12/23〜12/25 赤芝峡から出発し沖庭山を周遊(山中2泊)


 穂高縦走は早々に中止、代替案の南アも駄目、八ツもダメ、ちっきしょう。引き籠ってるのは飽きたので吹雪でも死なない程度の山でラッセルやら幕営やら、今後の冬山に備えての訓練。


*冬山でのゴム手袋の有用性について*
 冬山で快適に過ごすには、とにかく手を濡らさず、冷やさないことが肝要と思う。結局行きついたのは、インナー手袋+ゴム手袋+オーバー手袋の三段構え。ゴム手で完全防水、さらにオーバー手袋で裾からの雪の侵入を防ぐという寸法である。これなら深雪の急斜面のラッセルで、手を雪に突っ込んでも濡れを気にせずに済む。また、オーバー手袋を外して作業しなくてはならない場面が出てくるが、インナーは濡らしたくない。そんなときもゴム手袋。完全防水しつつ結構細かいことができる。晴れて気温が高かったり乾いてる時はさっさと脱げばよい。











 

八ヶ岳東面遠征

12/10 うつくし森駐車場〜赤岳沢出合小屋〜権現沢左股(撤退)〜出合小屋〜権現岳東稜(テン泊)
12/11権現岳東稜(撤退)〜出合小屋〜うつくし森駐車場

 今年は特に気温が下がらなかったらしく、沢がほとんど凍っていなかった。左股のゴルジュ帯に大穴が開いており、無理をして先へ進むまでもなく引き返す。アイスクライミング不可能となりとこの遠征の意味が半分無くなる。
 予定変更で翌日に計画の権現岳東稜へ。一旦小屋へ戻りアイスクライミング道具を置いて幕営具をザックに詰め込み再出発。本来の取り付きは穴で引き返した地点より先からなのだが、仕方なく手前から取り付くと、地形図に描かれていない大岩が現れる。左側を巻き込んでみてもかなり厳しく、大幅に時間を消費してしまう。尾根に取りついたものの藪が酷い。そんな所で時間切れ、最悪の幕営となった。
 夜から風が強まり、翌日も強風。重い荷物でこのコンディションは厳しいとの判断で撤退。わーん。何をしに来たんだろ。









 
 
 

明星山

10/8 左岩稜
10/9 左フェースルート P5の頭を経て明星山山頂


 1ピッチ目からいきなり間違っていたらしい。ガイドブックの情報と一致していないようだ。
 ルートが交錯して一見さんには登りづらい印象。まぁセカンドは気楽なものだ。なんか後ろつかえてるしさっさと登ろう、A0でいいや、ってそれでいいのか。なんか情けないぞ俺。
 ロープしまってP5を目指すがものすごくガレている。とにかく落とさないよう気を使うが無理というくらいガレている。
 その後の稜線歩きは藪もあるが景観は素晴らしかった。